りょーくんのアフリカ日記

新卒で青年海外協力隊平成28年度1次隊小学校教育隊員候補生に合格し、ベナン共和国に派遣予定のりょーくんが書く毎日日記

訓練まであと3日!!

なんだか今日は「春になったなー」みたいな一日でしたね。りょーくんです。
今日はいろいろと忙しく、いつもより外にいることが多い一日でした。車の免許が訓練期間中に始まってしまうので免許更新のために警察署に行ったのですが、初回更新は免許センターでないとダメということ知っていますか?wwあいにく僕の家から免許センターは電車でも1時間以上かかるので明日早朝から行くことになってしまいました(ー△ー)そんなの知らんし!!また、期限前更新になるので青年海外協力隊の証明書を出したのにも関わらず、質問と説明の嵐。。これは僕が悪いのかわかりませんが、青年海外協力隊の知名度が田舎だとまだまだなんだなーと思いました。


さて、今日は二次選考の技術面接のことについてお話しようかと思います。他の職種のことはわからないのであれなのですが、とにかくキツかったです。小学校教育というある意味専門職の職種にもなると専門的な質問が多いので、新卒の僕にとっては知らないことだらけでした。面接当日の3日前まで小学校で教育実習をやらせていただいていたのでそのことを話せばなんとかなるっしょ!と思っていましたが、なんともなりませんでしたww
職種によって面接室が異なるのですが、大きい部屋の中にいくつもの部屋がありそこで行うという形だったので小学校教育以外の職種の面接の雰囲気も感じることができました。そこで感じたのは小学校教育の面接室のピリピリとした緊張感。。面接室から出ると崩れ落ちる受験者。。他の職種は部屋の中から笑い声が聞こえるほど楽しそうにやっているのに小学校教育からはそんなことは感じられず、打ちのめされているオーラを感じるほどでした。


面接を受ける前に質問シートのような用紙に記入し、それを面接官に渡して面接を行いました。質問シートの内容は「あなたは算数、理科、体育、音楽、図工のうちどれだけ指導したことがありますか」「指導に自信があるものには◎、自信がないものには×をつけなさい」みたいな実際の指導経歴を問うようなものでした。現職の先生の方なら自信を持って答えられるような質問にも新卒の僕にとっては答えるのが嫌な質問ばかりでした。だって、「実際に子どもたちに対して指導したことなんてほとんどないし、自信があるのって逆にあんの?」っていう状態ですよねww教育実習での経験や僕は塾講師のアルバイトもしていたのである程度他の新卒の受験者よりはわりかし書けたかなーと思いますが、冷や汗しかありませんでした。また、ふと上を見ると「面接の最初に1分で自己アピールをしてもらうので考えておいてください」という張り紙が!!僕は質問シートのことで頭がいっぱいで自分の順番ギリギリまで気づきませんでした。考えるころには前の受験者が「失礼しましたー」と帰ってくるのでありませんか!!もう完全に「ヲワタ・・」となりました。。小学校教育を受験するみなさん、最初に上を見ましょう!!ww


面接の質問はというと・・
・「学校現場にボランティアとして入っていたことがあるらしいんだけど勉強になった先生の指導法はなんかある?」
・「○○大学って体育の指導も結構するよね。「準備体操」ってなんのためにすると思う?」
・「プールのときの準備体操ってどんなことするの?」
・「「情操教育」ってどんなこと?」


を聞かれたと思います。教育ボランティアは大学1年生~2年生の時にしかやっておらず、ボランティアではなく教育実習でのことを話しました。あとはほぼ全滅・・無駄に教育界では有名な大学に通っていたのでどんなことを学ぶことができるのか面接官を知っておりとても大変でした。パッとした答えをすることができず、その場で面接官から「これは○○ということだよね。」みたいな説明をされる始末。。挙句の果てには「もう一回ボランティアして学校現場に入った方がいいよ」と言われる始末。。自分も面接が終わったあとに崩れ落ちましたww「もう絶対無理だ。次は秋募集かー」と思いながらトボトボ帰りました。


結果的には無事合格し、志望していない国、フランス語というまさか過ぎる派遣予定地でしたが、なぜこんなにも悲惨な面接を繰り広げた僕が合格したのかということを自分自身で分析してみると、やっぱり「正直でいること」が一番だったのかなーと思います。面接は一生懸命やっても緊張して言葉が出なかったり、自分が思ったことがうまく伝わらないものです。ましてや新卒なんて面接なんてそんなにしたことないし、専門的なことはよくわからないしで頭の中が真っ白になるかと思いますが、無理に知らないことを言うのではなく、「知らないことは知らない」ときっぱり伝えることも1つの手段なのかなーと思います。前回の「嫌いな人はいますか」という質問の答えと同じように新卒が知っていることなんでたかが知れてると思いません?そのことは面接官も重々承知だと思います。だからこそ、現職や退職者の方にはない、「若さ」「情熱」「潔さ」を武器にして新卒受験者は立ち向かうことが大切なのだと思います。


今回も長めになってしまいましたね。次回は1次選考から2次選考まで僕自身が立ち向かった壁、努力したことなどをお話ししようかと思っています。


季節の変わり目なので体調を壊す方もいるかもしれませんが、お気をつけてください。
それでは、Au revoir!!





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